せんべい屋さんと歩く 「せんべい食べ歩きツアー」【後編】

前編を先にお読みください。


そして浅草に到着!!

六軒目「入山煎餅」

創業大正3年の老舗で、堅焼きのみの販売です。

時代を感じる建物で、職人さんが一枚一枚炭焼している所を見ながら、焼きたてのせんべいを食べることができるのですが、本日分は売り切れていました。。。

こだわりと人気が伺えました。


七軒目「日乃出煎餅」

こちらも浅草で大正2年創業の老舗です。

「入山煎餅」と目と鼻の先にあり、こちらのお店でも焼きたてを食べれるのですが、やはり時間が遅く食べる事が出来ず残念でした。

両店の焼きたては次回の楽しみにしておきましょう。

途中、芋ようかんが有名な「舟和」でお土産をお買い物。


八軒目「枡屋」

せんべい屋としては30年の歴史で、「枡屋」は浅草に3軒ありますが、今回は新仲見世通りの店舗(大きな提灯が目印)へ。

(以前は靴屋だったようです)

店内では、ガラス越しにせんべいを焼く所を、間近で見ることが出来ます!

せんべいの種類も多く、ほとんどの商品を試食出来るのも嬉しいです。


〈購入した煎餅〉

手焼醤油 三枚 330円(税抜)

生地は小振りですが、ガリガリ食感で少し堅めです。

醤油も薄めなので、炭焼きの芳ばしさと生地の味を楽しめます。


九軒目「和泉屋」

今回のツアーのオオトリです。

浅草に行ったら是非とも行って貰いたいお店です。

こちらも創業100年以上になる老舗。

3年前から猫をモチーフにした「猫せんべい」を販売しています(飼っていた猫が由来だそうです)。

お店の造り、商品の見せ方、すべてが魅せられます。外国の方にも人気で、インスタ映えもバッチリです。

今回、時間が押し気味で、休憩もあまり取ることが出来なかったので、次回はもう少し余裕が持てる工程にしたいと感じました。

所要時間は、休憩無しで約3時間。

おせんべいだけ食べていると、途中で甘いものが欲しくなる。

その街を歩く事で、街並みを楽しんだり、せんべい屋だけでなく色々な発見をする事が出来ました。

最後に、このレポートを読んで、せんべい屋に興味を持ち、実際に足を運んで貰える事が一番の喜びです。


今回周ったせんべい屋

① 寿々喜(すずき) 台東区根岸 3-1-6-102

② 手児奈せんべい 台東区根岸 3-13-1

③ 福助せんべい 登喜和屋 台東区根岸 4-1-5 

④ 八千代堂 朝顔せんべい 台東区下谷1-12-11

⑤ 一休堂 台東区入谷1-2-10

⑥ 入山煎餅 台東区浅草 1-13-4

⑦ 日乃出煎餅 台東区浅草 1-26-4 

⑨ 杵屋 台東区浅草 1-30-1

⑪ 和泉屋 台東区浅草 1-1-4