100年時代のせんべい戦略を考える「RICE SHIFT」プロジェクトチームのマサです。
「RICE SHIFT」プロジェクトの活動は、私が企画に携わったイベントに参加してくれた「せんべい屋さん」に声をかけたところまでさかのぼります。
すべてはここから
「『せんべい』をテーマにしたイノベーションプロジェクトをあすよみとコラボするなんて興味あったりしませんか?」
という私の声掛けに対して、「あります!」と速攻で回答いただいたのが2018年5月25日。
もしあの日がなかったら、今の自分のように毎日「せんべい」のことを考える日常は考えられなかったかもしれません。
お声がけしたのは、「せんべ味億本舗」の玉川 真奈美さん。近い将来、父親のお店を継ぐ覚悟を決めて、色々な勉強会やセミナーに足を運んで日々勉強をしているそうです。
ちなみに、「あすよみ」とは私が2017年に立ち上げた活動です。
せんべい業界について知る
せんべい屋さんに声をかけたはいいものの、「せんべい」については素人の私。
まずは一度会って話をするところから始めました。せんべい業界の課題やお店の話などいろいろ教えていただき、一緒にどんなことができるかを話し合いました。
その後すぐに、「せんべい」をテーマにしたプロジェクトに興味のあるメンバーに声をかけて、企画会議を実施。具体的なイメージを膨らませていきました。
と並行して、「せんべ味億本舗」さんにもお邪魔し、お店の裏側もみせてもらいました。
「せんべい」の可能性
企画メンバーによるワークショップのプログラムを考えるはずの打合せは、勝手に「せんべい」に関するアイデア出しのブレストに脱線しまくって大盛り上がり。今でも覚えていますが笑いが絶えませんでした。
この時、「せんべい」の潜在的な可能性を感じました。イノベーションにもっとも遠い存在だからこそ、できることがまだたくさんある。そんな風に思えたのです。
コンセプトは「RICE SHIFT」
大盛り上がりの企画会議で生まれた1つの成果が、その後も使い続けることになる「RICE SHIFT(ライス・シフト)」というコンセプトでありキーワードでした。
イベントのタイトル名を考える際に、誰かが「流行りの本のタイトルを参考にしよう」といって、Amazonのページをお互いにチェックしながら、様々な案を出し合ったのです。
「RICE SHIFT」と誰かが思いつくと、そこに別の誰かが「100年時代のせんべい戦略」とかぶせてくる。そんな風にしてイベントタイトルが決まりました。
後日、玉川さんにもご確認いただき、イベントのプロモーションをスタート。果たして「せんべい」をテーマにしたワークショップにどれくらいの人が関心をもってくれるか全くの未知数でした。
ご存知の方が多いと思いますが、「RICE SHIFT」の元ネタは、世界中でベストセラーとなり、「人生100年時代」というバズワードが生まれるきっかけとなったリンダ グラットンの著書「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」です。
せんべい屋さんも注目のイベントへ
関係者の心配をよそに世界初の「せんべい」をテーマにした「RICE SHIFT」ワークショップは、あっという間に満員御礼となり、イベント当日も異様な雰囲気のなかあっという間に終わりました。
企画したメンバーもびっくりだったのが、このイベントになんとせんべい屋さんが4人も来ていたことです。
この時のせんべい屋さんが懇親会で意気投合し、「RICE SHIFT」プロジェクトチームが立ち上がることになったのです。
facebook上に秘密のグループをつくり、情報共有&交換を始めました。
その後、内容を少し変えた「RICE SHIFT」ワークショップ第二弾を挟みつつ、プロジェクト会議を3回実施。
「東京せんべいニュース」誕生
「東京せんべいニュース」は、facebookグループの中でやり取りされていた「せんべい業界(その周辺)にまつわる最新ニュース、噂話、気になる動向について共有」するスレッドを公開facebookグループとして外だししたものです。
https://www.facebook.com/groups/Tokyo.Senbei.News/
「せんべい好き」があつまるコミュニティとしての機能をもたせ、今後開催するイベントの集客に貢献できればと思っています。
さらに、本ウェブサイトをはじめ、Instagram、Twitterも同じ名称にて情報発信をスタートしました。
以上が「東京せんべいニュース」ができるまでのお話しです。
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